楽に生きるブログ

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満足を知っておく。欲望は青天井である。

欲望というのは普通際限がありません。それが普通なのです。もしも「俺もう十分あるからお金あげる」というのがデフォルトであれば、資本主義は一瞬で崩壊します。

 

現時点まで長く比較的安定して資本主義経済が回っているということは、そういう人は少ししかいない。または全くいないということです。

 

人間はどれだけお金があっても、物があっても「足りる」とは感じません。どれだけ欲しい、欲しい!と渇望していたものでも、買って数ヶ月でそれがあるのが当たり前になり、また日常の「なんか足りない感じ」に戻ります。

 

これは人間関係でもそうです。「あの綺麗な女性と付き合えたら最高だ!彼女と付き合えるならもう何もいらない」と考えていても、いざ付き合ってみると「ん〜こんなもんか、まあ同じ人間だしな。」と冷めてしまいます。

 

人の欲には際限がなく、買いたいものはいくらでもあるし、いくらでも使えます。マンションよりタワーマンション、一軒家よりプール付き大豪邸、高級外車よりも超高級外車が欲しくなります。そこに終わりのない苦痛が生まれるのです。

 

だからこそ、悟りましょう。という話ではなく、本当に必要であるものを見極める必要があります。今現在、欲しい!欲しい!!と感じているものは本当に欲しいものなのか?ただストレスが溜まっていて、買い物で鬱屈を晴らしたいだけなのでは?と冷静になる必要があります。

 

場合によってはストレス自体を断ち切り、知恵を出し根本治療をする必要も生まれます。そのストレスがある限り、ほぼ確実に永続的な物欲が生まれるからです。

 

そういうもので日々を消耗し、せっかく得た金銭を、溜飲を下げるために散財してはもったいない。本当に自分が好きなことだけにお金を使い、できればその好きなこと自体を仕事にしてしまう。それが理想です。

 

ただ漠然と好きなことをしているだけではお金にはならないので、仕事としては成り立ちません。どうすればお金になるかな?(人の役に立つかな?)ということを念頭に入れながら、好きなことをします。

 

好きなことをしているのだから、余計なストレスはかからないし、溜飲を下げるよう無駄に消費していた癖もなくなります。好きを仕事にできて、ストレスも軽減される。一石二鳥の状態になるのです。

 

参考書籍