楽に生きるブログ

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「雑草で酔う」あんまり酔えない

青井硝子さんの著書「雑草で酔う人よりストレスがたまりがちな僕が研究した究極のストレス解消法」という本を読みました。なんだかハイになりたい気分だったからです。麻薬とかそういうのは違法だし、依存して廃人になっちゃうのは困るけど、雑草で気分良くなるくらいならいっかという動機です。

 

本書の内容なのですが、何十種類かのハーブや植物を吸った後の五感の変化を見やすくまとめて書いてあります。吸うとリラックスする〜味はこうで〜聴覚が敏感になって〜という感じです。所々にヤバそうな記述があり、うわ〜これは真似できないな。という物もありました。実際にあんまりやばくなさそうなスイレンを私も吸ってみたのですが、いまいちよくわからない。スイレン(ハス)を吸うと多幸感を感じるようなのですが、何も感じない。吸い方が悪いのか?ちなみに私のやり方は、パイプタバコに「ハスの実の芯」を詰めて炙って吸いました。

 

火で炙っちゃいけないのか?まだ脳が多幸感を感じるまで練習が必要なのか?という疑問が残っています。多分個人差があるのでしょうね。私は普通にタバコを吸った方が、ドーパミンセロトニンも出ていい感じになります。これはあくまで我流になりますが、カフェインとニコチンを一緒に摂取すると気分が高揚してやる気が出ます。(短時間)そのあとはぐったりします。

 

また、本書にはコラムを合間に挟んでおり、そっちの方が参考になったというか、面白いなと感じました。特に「複視点者」「単視点者」という考え方が参考になる。複視点者というのは、なんでも卒なくこなせて社会順応できる、いわゆる健常者という意味で、単視点者というのは、ある一点に集中して他のことができなくなるような発達障害的な人間を指しています。

 

そして著者の青井硝子さんは単視点者のようで、そういう人間がどう生き残っていくのか?というのを論じています。私も単視点者なので参考になりました。「あれ?なんか自分てグレーゾーンぽい?」という曖昧な方でも参考になると思います。しかし参考になるというだけで、できるとは限りません。小屋を建てて住むとか、軽トラ改造してそこに住んじゃうとか、使う前にちょっと心構えが必要な薬とか、難易度が高い。

 

まあ、難しいなと思ったのならば、やらなければいいだけなのですけれどね。気楽に生きましょう。