楽に生きるブログ

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対人不安をなくすには慣れるしかない

人と会うのが苦痛で仕方ないという方は結構いるのではないかと思います。私などは、コンビニに行くのですら苦痛を感じます。お腹が空いているけれど、外に出て人に会うくらいなら我慢しようとするくらいです。食欲という原始的な欲求すら押さえ込むほどのエネルギー。凄まじいですね。

 

私はなんとなく外にいると不安になってしまうのですが、その不安が明確になっている人もいると思います。視線であったり、自分の体臭、人と会話するのが怖い出会ったりと、様々です。その対人恐怖症を治す方法なのですが、何冊か本を読んできて、ある決まったことが大抵書いてありました。「慣れ」です。

 

対人恐怖でパニクっている人というのは、脳がバグっている状態です。扁桃体が活発になっているという細かい能部位は置いておいて、バグっているのです。「やばい!やばい!」と狼狽して、何も考えれれなくなっています。

 

例えば人前で字を書くと震えてしまう書痙の人は、昔字を書いているところを見られて下手くそだとからかわれた記憶を持っているかもしれません。それがトラウマ的な記憶になり、人前で字を書くという状況全てで手が震え始めます。「また言われる!もう無理無理!!」とパニックになるのです。実際、字がきれいかどうかなんて読めればなんでも良いと考える人の方が多いのではないでしょうか。書道の先生でもない限り、そんなこと気にしないし読めればなんでも良い。

 

他の対人恐怖症状でも同じことが言えます。何かしらの恐怖体験が意識的に、もしくは無意識に想起されているのです。それを治すのが慣れというプロセスです。「あれ?意外と他人は自分のことなど目もくれていないのだな。」という風になるまで繰り返す。

 

まあそれをすのが一番難しいのだから、引きこもってしまったりするのですけどね。そこは精神科医に行って、精神薬を処方してもらい騙し騙しやっていくしかないのだと思います。以前私も精神科医に通って、薬を処方してもらっていましたが、途中から外に出たいという欲求すらなくなり、鬱っぽくもなくなったので勝手に少しずつ減薬して勝手に通院をやめました。別に不具合はないです。通院だってやめたかったらやめても良い。そんなもんです。